2017年12月9日土曜日

リベリア 食習慣

1週間のトレーニングで地方を訪問してきた。

1週間の間、100%リベリア人と一緒に研修場が提供する朝食、昼食や夕飯を通じて、
リベリアの食習慣を改めて体感。

まとめると、

  • 20%動物性たんぱく質(鶏肉、牛肉、ヤギ、卵)、50%炭水化物(ご飯、キャッサバ、パン)、30%脂質(植物油ONLY)

  • 野菜は平均50グラムくらい(サンドイッチにはさまれたスライスオニオン、トマト、きゅうり、グレイビーソースの玉ねぎ、焼き飯の刻んだ玉ねぎ)

  • 基本は、油(パーム油ソース)、油(マヨネーズ)、油(菜種油の揚げ物)!!


リベリアは野菜がとにかく高い。ほとんどがギニアやコートジからの輸入物。

野菜を国内で生産できず、野菜が高いから、野菜を食べないと思っていたけど、

この食生活が、野菜の需要をなくしていることを実感。

ショートブレットとスクランブルエッグ(野菜・果物が恋しいので、りんごを持参)

リベリア人の同僚と話すと、やはりみんなサラダや野菜そのものが苦手だそう。

「体に良いこと、えいようがあることは知っているけど、好きじゃない」

「同じ100LDを払って、米か野菜を買うなら、おなかいっぱいになる米を選ぶ。野菜は高くて、すぐにおなかが減る」

「家族みんなを食べさせるには、質より量」

ヤギスープと大量のご飯(300LD=300円)スープにもほぼ野菜は入っていないけど、大量のペッパー

キャベツシチューとふーふー。シチューにはたっぷりのパームオイル。

農業従事者や肉体労働にはこの食生活は必要かもしれないが、

モンロビアでオフィスワークをするリベリア人もこの食生活だと、健康に悪影響を及ぼす。

実際に、リベリア人はとてつもなく太っている人が多い。



お金があれば、栄養価が高く、量ではなく質を重視してを食材やご飯を選ぶ。

お金がなければ、お腹にたまる、安価な食材を摂取する。

お金がない人よりも、お金のある人の方が、比較してスリムなのは、この理論なのかなと実感。


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リベリア 物価

リベリアは産業がない。 農産物から、加工食品、卵や牛乳も輸入。 街中で売られてるりんごもギニア産。1個20-25LD スーパーで買った玉ねぎ。インド産。 唯一のリベリア産 1本10-20LD